これまでのUCF


UCF(上田コーラスフェスティバル)は、旧上田市民会館閉館と、新しい施設(現サントミューゼ)の誕生にあわせて、上田地域を中心とした、合唱愛好家が集まり、「ありがとう市民会館」という思いを持ち、これまで上田市民会館で2回の演奏会を行ってきました。

また、そこを出発点として、新組織を結成し、2015年2月にはサントミューゼにて、ベートーヴェンの第九を披露することが出来ました。

このページは、そういった過去の演奏会の様子などをご覧いただくように開設してあります。

どうぞご自由にご覧ください。


第1回上田市民コーラスフェスティバル (UCF2010)  2010年1月31日

UCF2010上田市民コーラスフェスティバルは2010年1月31日、総勢約350名が参加し、上田市民会館が満席の中でで開催されました。

楽しいコーラス 

  指揮:兎束淑美 ピアノ:月本厚美

わらべうた/ふるさとの四季/となりのトトロ/       カントリーロード

 ●女声合唱 指揮:松崎礼子 ピアノ:大石久美子

  落葉松/夏の思い出/村祭

 ●男声合唱 指揮:長谷川和生

いざ起て戦人よ/秋のピエロ(月光とピエロより)/      遥かな友に/富士山より

パフォーマンスコーラス

 

夢の中へ・学園天国・・

完全無欠のロックンローラー・昴、他メドレー

混声合唱 指揮:関口信雄/篠澤友子 

        ピアノ:加藤史織
雨(水のいのちより)/河口(筑後川より)/大地讃頌(土の歌より)/夢見たものは

特別出演 上田アンサンブルオーケストラ 指揮:高橋 秀

アンネン・ポルカ/美しき青きドナウ

オーケストラ伴奏で全員合唱  ふるさと

 

 

[主催] 魅力ある新市民会館等の実現を考える会
     上田市民コーラスフェスティバル実行委員会

[共催] 上田市・上田市教育委員会


第2回上田市民コーラスフェスティバル (UCF2012)  2012年7月1日

 

各ステージ動画

*オープニング

                                 *第1ステージ ふるさと上田の歌

*第2ステージ 上田の作曲家による合唱曲

          春秋に香水(しきのにおい)

                               *第2ステージ 上田の作曲家による合唱曲

                                 秋和の里

*第2ステージ 上田の作曲家による合唱曲

           聖譚曲 七苦離

                                *第3ステージ パフォーマンスコーラスⅠ 

*第3ステージ パフォーマンスコーラスⅡ

                                *第4ステージ 「水のいのち」より

                                           雨・水たまり・川

*第4ステージ 「水のいのち」より

           海・海よ


一日の流れ

小雨がぱらつく中、午前中より全員が市民会館へ集合して、9時50分より、ゲネプロが行われました。本番通りの進行で、最初から最後まで通しました。途中で細部の確認や修正がくわえられながら、ほぼ順調に進み、ゲネプロ終了後昼食をとり、本番を待つだけとなりました。

 

午後に入り雨脚が強くなってきて、客足が心配されましたが、開場前より会館前には入場をお待ちになる皆様の列ができてきて、いよいよ本番間近という雰囲気になってきました。

 

午後1時20分、待ちに待った開場の時間です。時間まで外でお待ちいただいていたお客様方を迎え入れ、コンサートが始まるまでの間、午後1時40分から入場いただいた皆様に、新しい市民会館を中心とした、文化施設についての映像が放映され観ていただきました。

 

午後2時緞帳が上がりました。いよいよスタートです。プログラムにはありませんが、オープニングは団員全員での「大地讃頌」の合唱で幕開けとなりました。

そして各ステージへと駒は進み、最後は会場の皆さんとご一緒に「ふるさと」を歌って、幕が下りました。 本当に悪天候の中大勢の皆さんにご来場いただき、うれしく思います。

 

お客様がお帰りになったあと、舞台山台等の片づけのあと、打ち上げが盛大に行われ、一日が終わりました。


第一ステージ ふるさと上田の歌

 指揮:松崎礼子先生 ピアノ:中村薫先生   シンセ:木内貴大先生

プログラム

 

上田唱歌 1.2.6.16.36.38番

武石賛歌

真田郷

丸子町町歌

上田市民の歌

合併前の丸子町、真田町、武石村などのふるさとの歌、そして上田市の歌を心を込めて歌わせていただきました。

曲ごとに各市町村の旗が登場するというサプライズ演出もあり、コンサートの幕開けにふさわしいステージになったのではないかと思います。

一部、旗が早めに登場してしまうという、ちょっとしたハプニングもありましたが、そこらへんはご愛嬌ということで・・・


第二ステージ 上田の作曲家による合唱曲

指揮:長谷川和生先生 ピアノ:木内貴大先生 

                     バリトンソロ:関口信雄先生                                                                                                ソプラノソロ:安達寛子先生

 

プログラム

 

春秋の香水(しゅんじゅうのにおい)       (作曲:藤沢紫朗先生)

秋和の里                        (作曲:永井彰先生)

聖譚曲 七苦離(ななくり)(北向観音縁起より)(作曲:小山章三先生)

 第一章 火阬示現(くぁきょうじげん)

 第二章 鏡石

 第三章 七苦離の里

 

第二ステージは春秋の香水を皮切りに、上田市出身の作曲家の先生方の曲を長谷川先生により、それぞれの曲についての、エピソードや説明を交えながら合唱させていただきました。

小山先生や藤沢先生の御長男方にもお聴きいただけて光栄でした。そうはいっても練習不足かもしれず、お二人にはどんな風に感じていただけたかは定かではありませんが・・

また永井先生が今回はご都合でお見えにならなかったようで、残念でした。また機会がありましたら、ぜひ聴いていただきたいと思います。


第三ステージ パフォーマンスコーラス

構成・演出・振付・協力:信州国際音楽村合唱団VPGのみなさん

    指導:安達寛子先生 ピアノ:関圭子先生 

           シンセ:木内貴大先生 ドラムス:やじままみ先生

 

プログラム

 

昭和メドレー(青い山脈~リンゴの唄~丘を越えて~銀座カンカン娘~東京の花売り娘~東京ラプソディ~ここに幸あり~東京ブギウギ)

あの鐘を鳴らすのはあなた~上田ブギウギ

 

第三ステージは歌って踊パフォーマンスステージです。青い山脈の軽快な前奏に乗りながら舞台へ登場。そこから陽気なステージが始まりました。合唱団の枠を越えて、年齢など関係なくそれこそ20代から80代までの各世代の有志の集まりで全員で団結して、楽しみながらやらせていただきました。途中スクリーンに映し出される団員の笑顔や、「絆」という文字の演出などもあり、メッセージが伝えられたような気がします。観客の皆さんにも手拍子等で盛り上げていただきました。

観てくださった方々が少しでも楽しんでいただけていたら、うれしいです。


第四ステージ 混声合唱組曲「水のいのち」

   指揮:関口信先生 ピアノ:篠澤友子先生

 

プログラム

 

1.雨

2.水たまり

3.川

4.海

5.海よ

 

最終ステージは高田三郎先生作曲、高野喜久雄先生作詩の「水のいのち」全5曲の合唱でこのコンサートの幕が降ろされました。今まで一年余りにわたり、準備、練習をしてきた集大成がここに終了しました。

歌い終わったあとの団員一人ひとりの顔が充実感に満ち溢れているように感じました。(手前味噌かもしれませんが・・・)

細かいことをいえば、決して100パーセントの出来ではなかったと思いますが、ここまでできればという満足感は感じました。(またまた手前味噌かもしれませんが・・・)

最後は会場の皆さんとご一緒に「ふるさと」を歌って終演となりました。

本当に大勢の皆さまにご来場いただきありがとうございました。


「第九」inうえだサントミューゼ (2015年2月22日)

(記事内の写真は拡大しません。拡大写真及び、細部をご覧になりたい方は

第九inサントミューゼ公式ホームページをご覧ください。)

発会式から演奏会本番までの軌跡

2014年2月23日 「第九」inうえだ サントミューゼ 発会式

2015年2月22日の演奏会に向けて、公募合唱団員の皆さん、各来賓の方々、指導して頂く先生方、実行委員などが一堂に会し、発会式が行われました。会場に入りきれるかどうか心配するほどの大人数で、熱気あふれる発会式となりました。

長くて大変そうな、でも楽しみな一年の始まりです!

 

2014年3月8日 第1回目の練習スタート

2015年2月22日の演奏会を目指しての練習がスタートしました。この日は第1回目の練習ということで、会場に入りきれないほどの大勢の皆さんが集まり、熱心な練習が始まりました。これから一年間かけて、完成させていくのかと思うと、大変だなあという感覚と、やるぞ!というやる気も一緒になって、お仲間になった皆さんと、これから同じ目標に向かって進んで行く楽しみな気持ちも強かったように記憶しています。ご指導いただく先生方にも、出来るだけ迷惑を掛けないように心掛けようと思ったわけですが、果たしてどうだったでしょうか・・・

2014年4月16日 第6回練習 初の平日夜間練習

これまでは、土曜日曜の昼間に練習が組み込まれていましたが、この日は練習が始まってから初めて、平日の夜間に練習日程が組み込まれました。合唱団の皆さんの出足を心配していたわけですが、そんな心配は無用でした。会場一杯の皆さんの熱気にあふれた一日となりました。

2014年4月23日 第7回練習 男声合唱の練習

今までの練習は、全体練習の前に各パート毎に分かれてのパート練習をし、その後全体での練習をするという流れがほとんどでしたが、この日は男声だけの練習で、男声合唱の部分を重点的の練習しました。3つのパート分けから、男声合唱練習をしたわけですが、平日の夜ということもあり、集まりがもうひとつで、少々心配した日でしたが、ともかくも、この日の練習が原点となり、練習を何回も重ねながら、本番ではどうにか満足のいく演奏が出来たのではないかと思っています。

2014年5月25日 第11回練習 初のホール練習(文化会館)

この日は、練習を開始してから初めてのホール内での練習がありました。上田文化会館ホールでの練習でしたが、やはり普段とは勝手が違い、響き方の違いや、広さのせいで時間差があったりで、戸惑いを感じながらの練習だったように記憶しています。

この日の練習を皮切りに、ホールでの練習も組み込みながら、進んで行ったわけですね。

2014年6月10日 ソリスト交流コンサート

信州国際音楽村ホールこだまにて、ソリストの沢崎めぐみさん、中鉢聡さん(ピアノ:瀧田亮子さん)による第九inうえだ合唱団との交流を兼ねたコンサートが行われました。平日の早めの時間の開演にもかかわらず、多くの皆さんが集まり楽しいひと時を過ごすことが出来ました。お二人の歌声も素晴らしかったですが、中でもやはり、全員で合唱した「M」の部分が印象深いです。

沢崎さんと長谷川先生とのサプライズも楽しかったですね。

 

2014年6月10日 第九inうえだサントミューゼ トートバッグ配布開始

この日の交流コンサートに合わせて、団員の皆さんには、出来上がったばかりの、トートバッグの配布が始まりました。

なかなかのデザインで、使い勝手も良く、好評を得たようで良かったです。練習の度に、このバッグを提げてくる団員が多くなりました。練習だけではなく、他の用事に使っていた方も、いらっしゃいました。宣伝効果も抜群でした。

2014年6月29日 第14回練習 2回目の文化会館

5月25日の初ホール練習の後の、2回目のホールでの練習が、

上田文化会館で行われました。1回目の時よりは多少慣れた

感じではありましたが、やはり距離感がつかめず、なかなかうまくいかなかったように記憶しています。

また、この日は練習ソリストの先生方にソロパートを歌って頂き、合唱と合わせるという練習を初めてした日でもあります。

この日から先、何度も練習ソリストの先生方にはソロパートを歌って頂いたわけですが、

本当に、いい練習になりましたね。4人のソリストの先生方には感謝です。

2014年7月12日 8月9日・24日 全体練習前のパート練習

7月12日から3回にわたる練習では、それぞれ全体練習の前に。ソプラノ・アルト・男声のパート練習が組み込まれました。これまでの練習で、うまくいっていない部分、不確かな部分などを、修正することを重点に行われたわけですが、復習の意味もあり、それぞれ有意義な練習になったのではないかと思います。

2014年10月2日 サントミューゼ開館記念式典

待ちに待った、サントミューゼ開館の日がやって来ました。この日は、朝から開館記念式典があり、第2部では、上田市民コーラスフェスティバルのメンバーによる、合唱披露も行われました。

初めて、この新しいホール、サントミューゼで歌った時の感動は忘れることはないでしょう。

2014年10月5日 第21回練習 初めての上田市民会館での練習

文化会館での練習は何度かありましたが、この日は初めての市民会館での練習がありました。文化会館では、ステージではなく、客席での練習だったわけですが、この日は初めてステージに上がっての練習が行われました。

本番ステージとは形が違うとはいえ、ひな壇に上がっての練習にテンションが上がったのを覚えています。皆さんはいかがだったでしょうか。また、もう少しで長年お世話になったこの市民会館が閉館してしまうという現実に、どこか寂しさを感じずにはいられない部分もありました。

2014年12月11日 第25回練習 初サントミューゼ

ついにというか、やっとというか、待ちに待ったサントミューゼ大ホールでの練習が初めて行われました。実際の演奏会をする場所に立ったわけですので、いやおうなしにテンションが上がりましたね。音の響きも抜群で素晴らしいホールであるということを再認識した日でもあります。反面、他の練習場では目立たなかった、未完成な部分を数多く発見した日でもありました。まだまだ本番ステージを迎えるには、ほど遠いということを痛感した練習となりました。

 

2015年1月17日 アリオ上田店にてのフラッシュモブ

午後より、アリオ上田店、太陽のコート付近にて、フラッシュモブが決行されました。都合のつく団員の皆さん約100人程が集まり「第九」の一部を歌いましたね。

ぶっつけ本番ということもあり、うまくいくかどうか、

心配していましたが、盛り上がったのではないでしょうか。演奏会の良い告知になりました。また人前で歌うということにも、少しでも慣れておくという意味でも、有意義な時間でした。その後、このフラッシュモブの様子が、ユーチューブで配信されています。多くの方にご覧いただいているようで、嬉しく思います。思い切って決行して良かったですね。フラッシュモブYouTube

2015年1月24日 歌詞講座の実施

この日は、普段の練習とは全く趣を変えての歌詞講座が行われました。講師に上田福音自由教会の若林正一氏をお迎えして、第九の歌詞を主に、聖書的・福音的見地からの解釈で、一節ごとに細かく講義して頂きました。講座を受ける前と後とでは、全く視界が違って見えた気がします。やはり単に音程やリズムを練習するだけではなく、歌詞の意味をしっかりと理解することは、合唱をするにあたって、大切なことだということを再認識しました。

2015年1月25日 第30回練習 大友直人氏ご指導による練習

この日は、以前から予定されていた、大友先生直々のご指導のあった日です。わざわざ私たちの為に上田まで来て頂き、ご指導頂いたわけですが、いかがだったでしょうか。

やはり最初の顔合わせということもあり、緊張されていた方もいらっしゃったと思いますが、私見ではありますが、その緊張感が良い方に出て、普段の練習時より、しっかりと歌えていたような気がします。お褒めの言葉もたくさん頂きましたが、ご指摘頂いた部分も結構多かったですね。1か月足らずの間に修正出来るのか、この時点では心配もありましたが、本番では納得のいく演奏が出来て良かったです。

2015年2月18日 本番用ひな壇の完成

ついに本番の合唱団用ひな壇が組みあがりました。予想していたよりも、はるかに立派なもので、目にした瞬間の驚きは計り知れません。

サントミューゼのスタッフの方々には本当に感謝です。

午後から、実行委員のより、立ち位置の目印用のテープ貼りの作業をしましたが、いよいよ本番が、そこまで迫って来ているんだなあという実感がわいてくる時間でした。

2015年2月19日 第34回練習 初ひな壇登壇・本番衣装着用練習

ついにというか、やっとというか、初めて本番用ひな壇へ上がっての練習が行われました。壇から見渡す客席の景色は格別のものがありました。ここで皆さんと一緒に合唱出来るのかと思うと、またまた思いが込み上げて来ました。まだ演奏会が終わってもいないのに、何か不思議な気分でした。

ともかくも、皆さんには、確認の意味も含めて、本番の衣装で来て頂きました。そして袖から、登壇する練習も行われましたね。最初は慣れていないせいか、時間が掛かりましたが、この日からの何度かの練習で、だんだんとスムーズになっていったのは、さすがだと思いました。

2015年2月21日 第35回練習 本番前日練習

午後6時より、登壇の練習を含めた最後の練習が行われました。いよいよ本番を明日に控えての練習だったわけですが、じわじわとその実感がわいてきた練習時間だったような気がします。

練習に先立ち、午後4時からプログラムへのチラシの挟み込み作業がありました。都合の付く実行委員、サントミューゼのスタッフの方々、その他のお手伝いして頂いた皆さん、多分30人は超えていたと思いますが、それでも終了したのは5時を過ぎていました。

それだけ多くのチラシがあったわけで、いかに、この演奏会が注目されているかという事を実感した一時間でした。

2015年2月22日 第九inうえだサントミューゼ演奏会当日

                                 プログラム表紙

9:00

実行委員が本部に集合し、最終的な打ち合わせ、細部の確認を行いました。心配されていた天候も、どうにか持ち、これから始まる一日が、無事に終わって欲しいという思いと

演奏会の成功を祈る思いが交錯する時間でした。

とにかく、ここまで来たら、やるしかない!!頑張りましょう!!!

9:30

合唱団の皆さんが集合する時間です。女声は小ホール、男声は大スタジオにそれぞれ集合しました。実行委員は本部に集まっていたため、皆さんの様子はどうだったか、わかりませんが、待ちに待ったこの日に期待を持ってお集まり頂いたことと思います。

10:00

合唱団の発声練習がはじまりました。45分に舞台袖の集合してから、本番の入りを確認しながらステージへと上がりました。急に予定が変更になって、大幅に練習時間が短くなってしまいました。また朝ということもあったかも知れませんが、皆さんの声の出が今一つで、大丈夫かなと思った部分もありました。発声の後の合唱練習でも、音が下がってしまっていたり、微妙に和音がずれていたり・・・

伴奏もピアノがなくて良く聴こえなかったので、オケの音が入れば大丈夫だろうと、無理やり納得するしかなかったかな・・

12:15

10時からの練習が終わってから、リラックスタイムに入りました。お昼を食べたり雑談をしたりしながら過ごした後、12:15分には、ゲネプロを行うべく、ステージ袖にスタンバイしました。ステージから聴こえてくる群馬交響楽団の演奏を聴きながら、だんだんと気持ちが高揚して行きました。

そしていよいよ、ステージへ移動し、ゲネプロの始まりです。朝の練習では、どうなることかと内心、心配していたわけですが、どうにかこうにか乗り切ることが出来ました。

あとは本番を待つだけです。

14:10

開場予定時刻、14:15分より5分ほど早く開場しました。たくさんのお客様に並んでお待ち頂きました。本当にありがとうございました。満員の会場で歌えた喜びは何とも言えません。

15:00

ついに、演奏会が始まりました。群響の皆さんによる、歌劇「魔笛」序曲の演奏からです。私たち合唱団は舞台裏で、整列して、その演奏を聴きながら出番を待っていました。

やがて、「魔笛」序曲の演奏は終わり、合唱団入場の時がやって来ました。緊張の瞬間です。練習した通りにスムーズに登壇出来るかという心配もありましたが、予定通りことは運び、「第九」の演奏へと移って行きました。第1楽章から第4楽章の途中まで、ひな壇で腰を下ろして聴いていたわけですが、やはりこの至近距離でのオーケストラの音の迫力はすごかったですね。

そしていよいよバリトンのソロが始まる部分に合わせて、一斉に立ち上がり、合唱が始まりました。1年間の練習の成果を聴いて頂く時がついに来たのです。

 

16:30頃

演奏会が終了しました。鳴り止まない拍手。歓声。何か不思議な空間に存在しているような感覚でした。感動しました。感激しました。こんな感覚は生まれて初めて味わったような気がします。聴きに来て頂いた大勢のお客様にまず感謝、そして素晴らしい演奏をして頂いた、大友先生・群馬交響楽団の皆様に感謝、そしてここまで熱心に指導して頂いた先生方に感謝、そしてここまで一緒に練習を頑張って、素晴らしい合唱をして頂いた合唱団の皆様に感謝、さらに舞台設定からスケジュール管理まで、細部にわたり、お力を貸して頂いた、サントミューゼのスタッフの皆さんに感謝。その他、この演奏会にかかわって頂いた、全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

18:00

舞台は上田東急インに移り、演奏会祝賀会の始まりです。大友先生をはじめ、ソリストの先生方にもご列席頂き、和やかな雰囲気の中、行われました。先生方のお話を聴くことも出来ましたし、普段あまり交流のない、色々な方々と親交を深めることが出来た、貴重な時間でした。演奏会の成功の余韻に浸りながらの祝賀会は幸せな時間でした。ここまで出来たという満足感と、やっと終わったという解放感と、どこかに感じる寂しさと・・ 色々な感情がまざり合った複雑な心境にもなりました。

合唱団の皆さん、団はここでいったん解散しますが、折角お仲間になったのですから、また機会がありましたら、是非ご一緒したいですね。よろしくお願いします。

本当にお疲れさまでした。                      おわり